不完全さが人を作る
今日から子供達が春休み。
ただでさえ帰りが早くなって毎日が騒がしく親はヘトヘトだったところ、これからが本番です。
朝から晩まで、家の中が遊園地、または動物園、はたまた運動会状態で、親の体力は日に日に消耗していきます。
初日にできるだけ子供の外に行きたいエネルギーを発散させる事と、妻の体調と精神力を一旦整えるため、
今日は子供3人を連れて(雨なので)映画館に行きました。
見た映画は、ドラえもんの新作。
子供達は楽しみなのと、ジュースとポップコーンに大盛り上がり、自分は昼寝するつもりで映画館に入りました。
内容はというと、
理想的な環境とパーフェクトな小学生像に憧れるのび太が、ドラえもんの道具を使い仲間達と理想郷伝説を辿り、ついには誰もが優等生でテストもなくいじめもない理想郷(ユートピア)を見つけて、そこで過ごすお話。
理想郷では誰もが思いやりと優しさ溢れて、人に従順で争いなく過ごしています。
その素晴らしい環境に感化された一向はしばらく住民と一緒に過ごしていくうちに、他の住民と同じように優しく理想的な人格に変わっていきます。特別出来の悪いのび太だけはここでも遅れをとり、なかなか性格に変化が現れないのですが、、、、
実はこれ、人類を恨む未来人が、人を逆らわず従順な人格へと変容させる研究のための施設で、いつのまにかのび太とロボットのドラえもん以外はその未来人が意のままに操れるようになってしまっていたという。
ジャイアンやスネ夫、しずかちゃんが理想的な性格になると同時にそれぞれの個性である不完全さを捨てていく中、遅れをとるのび太だけがその仲間たちの変化に違和感を感じだします。
結局、のび太達の努力で仲間達は自分らしさを取り戻し、企みがある未来人はその計画を失敗すると言う話です。
大人目線での意見ですが、
大人になってから見たドラえもんの映画は、昔と違いジャイアンやスネ夫についてもすっかり正義感溢れ優しい少年の良い面ばかりが描かれている事が多かったような気がしていましたが(ちょっとつまらなくなったなと思っていた)
この映画はジャイアンの暴力やスネ夫の意地悪シーンもしっかり登場していました。しずかちゃんは強情なところ。
ただただ従順で争わず理想的な性格であることを望まれかねない現代へのアンチテーゼか、
自分で考えて、例え不完全でも自分らしく生きることの大切さを訴えている制作者のポリシーのようなものも感じられて、
前に見た印象とは違い、寝ずに最後まで見ることができました(途中2回トイレに連れてかされたこともあるけど)。
いや、ほんと人間て不完全でいいですよね、、、、。じゃなきゃしんどいし、不完全だから人と関わり、他人が大事になるんですよねぇ、、。
感動していた子供とは、当然そんな話はできないので、ここに書かせてもらいました。
その後は、映画館のあるショッピングモールの中のゲームセンターに行きました。
子供たちはUFOキャッチャーをいつもやりたがるんですけど、
あれ絶対取れないですよね。お金を捨てるような気がして、自分は苦手です。
投資に使った方が有意義でいいよと子供に言ってみますが、いつも相手にはされません。
さて日経平均は真ん中を行ったり来たりしていますね。
しばらく揉み合って、4月に入ったら
がっと下がる(か一度ちょっと上がってがっと下がる)気がしてますがどうでしょうか。
まだまだ含み損あるので、しばらくは焦らず様子見ながらやりたいと思っています。
(ただ、あまり動かないより、なるべく上下してくれた方が自分としてはうれしい)
三月も残り少し、家が騒がしいですが、元気に仕事も株式投資も頑張りたいです。
ショッピングモール、結構好きです。賑やかで。
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